2012年05月22日

『モタク〜モテるオタクになる恋愛ガイド』発売!

お知らせですー

企画というか多少あれこれと
お手伝いさせていただいた本が発売されました。



『モタク〜モテるオタクになる恋愛ガイド』

著者:アルテイシア
出版:スコラマガジン

著者はmixi日記が書籍化され、
テレビドラマにもなった『59番目のプロポーズ』の
アルテイシアさん。
(ドラマをきっかけに藤原紀香氏と陣内智則氏が結婚、
 のちに離婚されました)

オタクの男性、シャイで奥手な男性に向けて
ごくごくマジメに書かれた
恋愛ハウツー本です。

なにをお手伝いしたかというと
この本のもととなった、携帯サイトで連載されていた
アルテイシアさんのコラム『恋愛☆電気アンマ』が
非常に面白かったので、
当時、辰巳出版にいた
元ダブルクロスの後輩、斎野に読んでもらって
本にならないものかなーと
相談したのが私でした。

紙プロ時代の斎野は佐山サトル先生の
ぶっそうなコラムを担当していた他
辰巳に移ってからでは
『Gスピリッツ』で活躍してましたので
ご存じの方もいらっしゃるかと。
モバイルゴングの印象が強い人もいたりするかなー。

斎野もアルテイシアさんのコラムをがっつり読み込んで
「人生でもっと早く読みたかった」と感銘を受けてくれ
書籍にすべく、ともにあれこれと動いてたのですが
(タイトル原案もその頃2人で考えたりしました)
昨年の震災の影響もあり
東北出身の斎野は仕事を離れ、ご家族と故郷に
戻ることになってしまいました。

そこからは斎野の先輩であるTさんが
企画を引き継いでテキパキと
書籍発行に向けて動いてくださったのでした。

本にしたいという最初の相談やら打ち合わせは
自分の本(『殴る女たち』)と
前後して行っていたので、
自分の本じゃないんですけど
そしてこうして書いてみても思うように
何やったのかスパっと言い切れない関わり方を
している本なんですけど、
なんか自分の本のように出たことが嬉しいし
この本が出ずに終わっていたら
自分の心残りになっていたことは確かです。

もうすこし個人的なことを言えば
『59番目のプロポーズ』のおもしろさと
ドラマチックさにひかれて
私は著者であるアルテイシアさんのファンになって、
mixiでやりとりをさせて頂いたりして、
この書籍の企画を深めていく段階で少しずつ
交流をさせて頂いて、いまではアルさんは
仕事仲間でありながら
私の大切な友達のひとりです。

そういう意味からも
なんだかとても思い入れが深いわりに
どう関わったんだか説明しづらい。

本の中身は大真面目に
恋愛の最初の一歩を教えてくれています。

ブログで、著者であるアルさん自身が

「つねづね言ってるけど、恋愛したくない人はしなくていい。
 私も『恋愛しなければ人にあらず』という風潮に
 ムカつき傷ついてきたので。」

と、書いていらっしゃいますが
わたしもまったく同じ意見です。

生きがいを見つけて楽しくやっている人にも
「恋人は?」「結婚しないの?」と
当たり前のように聞いて、それを笑う様を
本当にしゃらくせぇなと思います。

むしろ恋愛や結婚なんてものと無縁に
おのれが究めていくもの、究めたいと思っているものを
みつけた人を、尊いと思ったりもします。

それが人から見て
オタクと言われるような趣味であったとしても
べつに構わぬことで
むしろ自分で自分をご機嫌にする方法を
理解していて、いいじゃないすか、
みたいな印象です。

ただ、
本当は恋愛したい、結婚したいという気持ちが
ありながら、その手段がわからずにいたり
好きな人が出来ちゃって、どうにかしたいのに
どうしていいか分からずにいる人が
いるなら、そういう人には
素直になって、幸せになってほしいとも思う。

『モタク』は、傷つかずに
「素直になって、幸せになる」ための
方法を、丁寧に書いてくれています。

そして

高田総統のかつての名言で
「ヒマでモテないプロレスファン」という
言葉がありましたけど
それを笑って受け止めた上でブーイングを飛ばす
プロレスファンのビッグなハートが私は大好きです。
(たとえ陰で泣いていたとしても)

そのノリで、半笑いで
手にとってくれて、いいと思います。
「なにがモテるオタクだよw」というテイで。

たとえ生涯独身かつ童貞を貫いたとしても
人口の半分である女性を
エネミーだと思って過ごしていくよりは、
「扱い方は特殊だが、話せば分かる生き物」だと認識して
生きていったほうが、豊かであろうと思うのですね。

そこからでもいいし
そこからの一歩のためにも役立つ本です。

できれば
「女っておもしろいこと考えるな」
(※『お天気お姉さん』安達哲)くらいに感じるほど
関わって生きていってくれたら嬉しい。

あと、プロレス・格闘技ネタもかなり豊富ですよ!!
登場人物に相当なプロレス格闘技好きが
いらっしゃるし、何よりアルさんの旦那さんも
格闘家なので、いい感じに
オタクぶりを笑いつつ、打ち込む人を
大切にしてくれてます。

このへんの話と登場人物の、その人の
お話は、また改めて書きます。

アルテイシアさんブログ
「アルテイシアのもろだしな日々」

辰巳出版HP『モタク』書籍情報


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2012年03月13日

うさぎドロップのトリカゴ(ラストの感想なども含めて)

思いきりネタバレしてますので知りたくない方は
読まないでくださいね!

うさぎドロップといえば賛否両論の最終回。
私はどう感じたかと言えば
全然理解できなかったです。

いやー、ダメでしょ。
ダメですってそれは。

わたし宇仁田ゆみ先生の作品は
大好きで、「楽々」も「男女」も「喜喜」も
「スキマスキ」も「マニマニ」も「よにんぐらし」も好きで
「アカイチゴシロイチゴ」とかも大好きなんですけど
それでもあの結末は
いやーそりゃいかんて
と思ってしまう自分がいました。

アマゾンのレビューでは、これを読むことで
最終回の違和感がなくなった
なんていう感想もみかけた
番外編の10巻を今日購入して読んだのですが
残念ですが変わらなかったです。

漫画全体を通して言えば
第1部はほんとうに文句のない展開ですよね。
かわいいかわいい。
コウキママというヒロインの存在もあって
あぁここに出てくる人がみんな幸せになりますように
と祈りたくなる。

第2部の中学生編は
ダイキチの仕事場の感じとかすごくいいですよね。
コウキの彼女の話とか、正直
読んでて気分よくない展開だったんですけど
私はそれを

第1部の天国から一歩先に出た"外の世界”の現実

を描いていると思って読んでいたのです。

コウキが無自覚にグレていく様とか
(男児はああやって何も考えずにグレますね…)
紅璃先輩と別れようとして
りんのことを出されて脅されたりする場面とか
全然気分は良くないですけど
まぁそういうことも残念ながらあるのが
現実で。

そういう中で成長していくりんやコウキ
見守るダイキチたちを
読者としてひじょうに興味深く見守っていたのです。

いたのですが

最後にダイキチを選んじゃうなんて
それはりんが、外の世界に出て行くことを選ばず
2人の世界に閉じこもることを
結局、選んだように感じてしまって。

そりゃねぇよ

と思ったのです。

登場人物の誰もが現実と折り合いつける
努力をしているのに
りんだけが自分の生まれや家族
という問題から外に出ずに
結局、小さい頃に出逢った
優しい人といられる空間の中に留まってしまった
ように見えて
またそれを受け入れてしまっているダイキチに
キィイーとなったりしていたのです。

私は正子のキャラクターがすごい好きなんですけど
彼女のサバイバルぶりはたいしたものですよね。
対人スキルがないのに強引に生きている。

最初にあえて作品名をあげなかった
宇仁田ゆみ先生の「トリバコハウス」も
私は大好きな作品なんですけど、
それが好きだから余計にジレンマを感じるのかも
しれません。

「トリバコハウス」は主人公=ミキが
不器用ながらもなんとか自分で生きていく
ストーリーです。
(ヒーローの男子もすごくいい男です)

ミキはりんと違って家族はあるけれど、
関係はぎくしゃくしていて
家族の愛情や人との人間関係がうまく
むすべない女の子でした。

「トリバコハウス」では
年上の男性に家賃を出してもらいながら
生活してたミキが
その家を飛び出して自分の生きる道を探しつつ
支配したりされたりしない恋愛関係を結んでいく
わけですけど
その子を見ていいなと思っていた私なので
「うさぎドロップ」のりんを見て
ウギギとなってしまうのですね。

ダイキチという家族を得たりんが
外の世界で働いて恋をして傷ついて
成長していく様が見たかった。
そしてそうして送り出してやるのが
保護者の役目でもあるんじゃないのかな と
思うのです。

トリカゴから抜け出したミキに対して
りんは自らトリカゴに入ることを
選んだように感じてしまった。
トリカゴっていうか、単に
自分の価値観を否定されない、自分にとって理想的な
居心地のいい場所にいたかった
だけなんじゃないのかなと。
りんは美人で性格も良くて勉強も出来る
いい子なのですが、彼女が何を考えて感じているのか
感情移入しづらいなと思いました。

ただまぁ
運命の人に出逢ってしまったなら
それも仕方ないのかなと思う。
都合の良さとかも全部含めて恋ですしね。
ダイキチが報われて欲しい
というのは読者の誰もが思うことだったので
愛情を受けてきたりんが、ダイキチに愛情を返してくれる
というなら、素晴らしいラストなんだとも思います。
出来ればそうした過程を描いて欲しかったです。
現実的に考えれば障害はいっぱいなので。

連載中に現実の時代が
どんどん厳しくなっていったという
こととかも
少し影響しているのかなと思ったりします。

宇仁田先生の作品はどれもおすすめです。
トリバコハウスはとくに
未読の方はぜひぜひ。



・マニマニ

宇仁田先生の作品はここから入りました。
買ったきっかけは
当時巻かれてた西村しのぶ先生の帯に惹かれたからでした。
ひとすじなわじゃいかない感じが好きです。



・トリバコハウス

女子には嫌われやすそうなヒロインと
女子にはたいそう好かれそうなヒーローが出てきます。
全2巻プラス番外編。
脇役がみんな、いいです。


・よにんぐらし

家族もの。ほのぼのしきってしまいます。
弟夫婦や姉夫婦とかの異文化交流な
感じが大好きです。
全4巻。
posted by ささきぃ at 00:50| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月09日

『第三舞台と鴻上尚史〜復活から解散までの100日間』を見ました

WOWOW「ノンフィクションW」の
『第三舞台と鴻上尚史〜復活から解散までの100日間』
ようやく見ました。
放送を楽しみにしていてしっかり録画もしていたものの
なかなか見る時間がなくて、今になってしまったのですが感想を。

解散決定から千秋楽までの内容なのかなと思ったら
大隈講堂とかの古い映像もガンガン出てきて
第三舞台の歴史そのものを振り返るような内容になってました。

『深呼吸する惑星』は、最後だからというんじゃなく
第三舞台の作品の中で
私が一番好きな作品にもなった、ので
その作品の裏側を深く読み解けるのが
単純に嬉しかったです。

もうガンガンにネタバレ的なことも書きますけど
「亡くなった人と向きあって、それでも生きている」
というのが、私がこの作品を見て感じたテーマで、
その物語が出来るまでの話を知るのは、
人の傷あとに触れるような感じがありました。

相手はもう痛くないと言っていても
なんだか申し訳ないような
だけどそれによって相手を深く知れて嬉しいような。

一生さんの演じていた
「橘 伸哉」が、ノブヤの読みを変えてシンヤで、
劇団の旗揚げメンバーだった
岩谷真哉さんだなんて
旗揚げの頃から好きだった人なら
すぐに分かることなんだろうけど、
私は言われるまで分からなかった。

(タチバナはどこかで聞いたことあるなと
 思いましたが)
(『朝日のような夕日をつれて』の
 立花トーイのタチバナ?)

はりめぐらされた伏線にこめられた
大切な意味を知って
私はまた、世界の複雑さと
繊細さを知る。

岩谷さんが亡くなったのと同じ年に
亡くなった「橘 伸哉」を前に、
岩谷さんが亡くなったのと同じだけの
27年を過ぎて
筧利夫が演じる「トガシ」が語る。

「21歳の橘と、42歳の俺が一緒に映っていた。
 俺はどんなに自分が遠くまで来たか、
 鏡に映る姿に教えられた。
 旅を続け、年を重ね、
 そして何者でもないことをお前に教えられた。

 俺はお前の未来を奪い
 どんな未来も作っていない。
 あれから6年経って、21歳のお前の横に立つ
 48歳の俺は、やっぱり何者でもない」。

ラストシーンで
橘はトガシを抱きしめ、トガシも力を込めて彼を抱きしめる。

そしてトガシは自分から、橘の体を離して
橘をそこに置いて、歩き出していくのだ。

もちろんラストシーンに込められた意味は
岩谷さんのことだけじゃないだろうけれど
私がすごいなと思うのは
鴻上さんが大高さんに
「(高橋)一生(※橘を演じた役者さん)は、岩谷なんだよ」
と言ったこと、そのことそのものを含め
受けた傷、自分にとっての大切なことを
表現という場にさらすタフさです。

人の目にさらしてしまうと
作品を余計な色眼鏡で見られることもあるし
出来事そのものに対しても誤解や曲解を
うけることになるのは避けられないけど
そういうことに傷ついたとしても
さらけ出すタフさ。

それとも、そんなことでは
もう傷つかないのか。

最後だからなのか。

個人の思い入れを全部背負い込んで
それでも、作品として
つぶれてしまわずに成立している
思い入れを持って見ても、見なくても
観客が持っている色眼鏡の種類に関係なく
ちゃんと見られるものになっている、
「深呼吸する惑星」という作品のすごさ。

そういう重い役を客演で演じた
高橋一生さんの気持ちというのも興味はあったのですが、
番組では触れられていませんでした。
第三舞台の人間ではない高橋一生さんに
よぶんな色を付けることを避けたのか、
単に番組の時間が足りなかったのか分かりませんが
彼の透明感を守るという意味では良かったのではないか
と思います。

悔いのある別れ方じゃなくても
死によって人と別れるのはつらい。
もう逢えなくなるのはさみしい。

まして故人との間に解決できずに終わった問題があったり
感情のしこりがあったのならなおさら。

だけど生きている限りは進んで行かなくちゃいけない。

番組中、伊藤正宏さんが語っていた

「これは、葬式かもしれない。
 次の道へ行くための葬儀」

という言葉がさすがだなと思いました。
(伊藤さんは現在放送作家をされているそうです)

生きている人が前を向くために、
そして亡くなった人をもっと好きになるための
大切な儀式。

「ずっと好きだった」が、そういう意味で
さらにジワリときました。
posted by ささきぃ at 11:32| 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月24日

宣伝します(1102ver.01)

月刊スカパー!3月号で
ZERO1・橋本大地選手のインタビューを
やらせていただきました。
よろしくお願い致します!!

昨年のデビューのとき
両国国技館前で写真を撮って
そのあと大谷晋二郎代表と一緒に
インタビューをさせていただいて
それから、1年です。

最初のインタビューのときより
インタビューにも慣れて
言葉の選び方もすごいなめらかになったな
と思います。

成長のスピードってすごい。
それはリング上だけじゃなく
そんなところにも、感じました。
今後、成熟していく様も見ていくことができるのでしょう。

「今後、対戦してみたい選手は?」
という問いに対する答えは
ぜひ見てもらいたいのです。

「やってて面白くて
 まだ、シングルで当たっていない人がいます」

と、大地選手は答えてくれました。

そして「でも、その人、人気者なんだよなぁ」とも。

わたしもぜひそのシングルは見てみたいのです。

というか、スポナビのブログのどこかで
その人と大地選手の対戦について
ちまっと書いた記憶があります。

もしかして?と思った方も
思わなかった方も
どうぞ誌面でチェックしてみてください!

12022401.JPG

よろしく御願いします。
posted by ささきぃ at 11:27| 宣伝します | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月17日

ズシンときた本、よみました

※ショッキングなタイトルの本なので…
妊娠中の女性や「いま、そういう本を読みたくない」
という方は無理しないでくださいね。

「職場流産」という本を読みました。
正式なタイトルは
「ルポ 職場流産――雇用崩壊後の妊娠・出産・育児」

たぶん2年前の自分なら手にも取れなかった本です。

タイトルを見てビックリして
最初に感じたのは正直言って憤りのほうでした。

表紙もタイトルのショッキングさを煽っているように
感じられるので(私がこういう問題に過敏なのもあるはずですが)
よし読もう、だけど
単に仕事しすぎて流産、大変だね女性は、みたいな
安易な結論の本だったらマジで承知しねぇぞ、と
かなり本気の喧嘩腰で挑んだ本です。



(複雑な感情から表紙画像も小さめに)

最初に確認したのが発行年月日でした。
仕事を取り巻く働く環境については
いまの不況っていう問題を取り上げているかいないかで
全然こちらの読むスタンスが違うからです。
発行日は2011年8月25日。
では素直に読みます。

さきに言うと、そういうこちらの喧嘩腰は
いい意味で裏切られました。
重い本であることは確かなのですが
その重さに作者の本気がこもっていたので
確かに受け止めさせていただきました、と
敬意を込めて頭を下げたくなる本でした。

ごく簡単に内容を説明すると
仕事をしながら子供を持ちたいと思う女性たちの
非常にシビアな現状を真っ向から取り上げた本です。

「雇用問題によって『いのち』が奪われていいはずがない」
というのが
本全体に貫かれている断固とした主張です。

ただ、それに対して
「会社は責任もてないよ」
という、こうしたところでも突きつけられる
"自己責任”の壁がある。

実際、その線引きなり見極めなりは
その女性本人にしか取れないし、
ほんとうに会社は責任なんてもてないわけです。

「妊娠し、子供を産んで働き続けることが、
 そんなに悪いことなんだろうか」

「子供を産んでから、周囲に謝ってばっかり」

という本のなかに登場した女性の言葉は、
育児しながら働くことがいまの日本の中で
どれほどむずかしいかという現状をものがたっています。

きつい。
きついとうすうす分かっていた現状が
はっきりデータと文章になっているので
よけいきつい。

子供を産んで職場に復帰しても
保育費や交通費、諸費用を払うと
1日5時間のパートと収支が変わらない、といった
"フルタイム貧乏”なんていう問題も
あらためて知りました。

お金がそういう状況な上に
「子供を産んでから、周囲に謝ってばっかり」
という嘆きもある。働くお母さんはなんて大変なのか。

きついですよ。
きついけど不快ではない。
知りたかったことでもあるから。

最近の女性誌、というか
有り体に言えば日経WOMANとan.anと
Flauがなぜだか分かりませんが
ローテーションなのか?と思うくらいの頻度で
「母になる!」特集をしているのが
ひじょうに気になっていたのですが、
そうした雑誌の特集では
「周囲の協力が必要不可欠」
「妊娠前からしっかりチェックを」といったような言葉で
かるく触れられている部分が
こうした復職や両立の部分でもあります。

読むたびに
いやそこが肝心だろう
とは思っていたのですが
真剣に見るとこれほどきついものか。

そのきつい現状を
看護と介護、保育といった
ひとの命をあずかる仕事にたずさわってる人たちが
ギリギリで踏ん張るように支えてくれている。

介護や保育にたずさわる人たちのお給料が安いということは
知識として知ってはいましたが
そのことについてもしっかり触れている本です。

働くこと、家族、という問題を真剣に考えたら
たしかにそこから目をそらしてはいけない。

きついよと思いながらも頑張って読み進めていったら
障がいをもった人の雇用や
流産、死産を経験した女性の心のケアの問題にまで
触れられていたので、心から感服しました。

書いててつらいですけど
すべての子が何事もなく生まれてくるかといったら
そんなことはないわけです。

「世の中には障がいでなくても、ハンディキャップを
 負う人はたくさんいる。そうした人に適応できない
 世の中こそが変わらないといけない」

きれいごとのようでも
それに取り組んで居る人がいることに
どれほど希望がもてるか。
まして、その取り組みによって売上を
あげている会社がある。

"若い人がいなければ、街に活気は出ない。
当たり前のように子供を産むことができない社会が
経済を支えられるわけがない。
ここで大きく舵を切らなければ、日本は滅びる。”

そして、そのうえで

”子供をもたない選択をした人も、
自らの生きがいを追い求めることができること。”

語られていることそのものは
ニュース等で、しょっちゅう
耳にする言葉のようですが
徹底的に現実を見つめた上での
静かで重い警告であり、真剣な訴えでした。

データが詰まっているのですが、図表などは
少ないので、いささか読みづらい感はあります。
そのあたりはもう少しなんとかできたのではないか、
もっと切り分けて提供したほうが
手に取られやすいのではないか、なにより
タイトルと表紙がショッキングすぎるので
ちょっとそこで手に取られにくくなって
しまっているのではないか、というのが
私のよけいなおせっかい感あふれる正直な感想です。

でも、そうした手に取りにくさを超えて
喧嘩腰ではあったけど
読んでみて、ほんとうによかったです。

最後に、
著者が自分と同い年(1975年生まれ!)だと知って
その事実がどすんと来ました。

人と自分を比較して
悩んだりするようなことは
めったにないんですけど
落ち込みました。
活を入れられました。
ズシンと。

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出版社・岩波書店HP内のデータページ
著者からのメッセージ、目次、
あとがきの一部が読めます。
posted by ささきぃ at 22:57| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月15日

弘法も筆の誤り、的な

ツイッターでもリアルタイムに
ツイートしていたのですが

今日、乗ったバスの運転手さんが
道を間違えたのです。
路線バスで。

家の近くで、
曲がる一本前の道を曲がってしまわれて
「えっ」と思ったときに
同じバスに乗っていたおばあさんが
「ここじゃないんじゃないの」とツッコミを。

運転手さん、あわててバスを止めて
会社に電話してらっしゃいました。
報告義務とかがあるんですかね。

ぐるーーっと道を回ってUターンして
10分遅れぐらいで元のルートに
戻りました。

バスの中は妙な空気になってましたけど
あとから乗ってきた人は
単に道が混んでたとかで
遅れたんだと思うんだろうなぁ。

びっくりしましたよ。
間違えると思わないし。

過去、川崎で道を間違える運転手さんが
多発したらしく
間違えたあげく、行き先を勝手に変えて
運行を続けた方もいらしたそうです。

(リンク)このバスどこ行き?
経路間違え勝手に行き先表示変更 川崎市


機転がきくね。そうじゃない。

頼りにしてるから頼みますよ
という話です。

ちなみに、私は結果として遅刻したので
損害と言えば損害をこうむったのですが
理由を話したら、めったにない事だということで
笑って許していただけました。

いまはまぁ私も笑っていられるんですけど
乗っているときは
「この運転手が突然暴走しはじめたらどうしよう」
と思ったりして、ちょっと怖かったです。
posted by ささきぃ at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月14日

バレンタインデーでしたね

結婚しているので、プレゼントと一緒に
夫にあげました。
喜ばれましたが、あまり
甘い物が得意ではない夫なので
いささか儀礼的に食べています。

そんな感じです。
学生じゃありませんのでね。

きょうは仕事で秋葉原を通過したのですが
「チョコください」という
紙を持った男性二人組へ
男性がチョコをあげている様を
目撃しました。

寒かったしあげてもいいかな
とか思いますね。
なんか秋葉原は
そういうことがあっても
いい町ではありますね。

あと電気街側からエクスプレスの入り口側
(※ヨドバシakibaに抜ける道)にある
ショーケースみたいなやつ、
あれは結構目がいきますね。

ももクロのPVが流れていて
フィギュアも飾ってあったので
ついつい見てしまいました。
かわいらしかったです。
posted by ささきぃ at 23:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月13日

2月になって今年の手帳について

クリエイターズダイアリーのことを
書きましたが、そのときもちょっと書いた
「持って書くのに適さない」
というのが気になって
2月になった今は置き手帳として使っています。

わたしの書いたブログを見て買った方
同じような思いをしてらしたらすみません!!
わたしもはじめて使ったので…!

どうせ持ち歩かないなら、と
体重と食事、その日の体調をメモして
時間軸の部分にはグラフを書いてみたところ
2週間の流れがひと目で分かって非常に
分かりやすかったので、
その使い方にしてしまってます。

というわけでまた使用頻度が増えているのが
能率手帳。

クリエイターズダイアリーと比較してみると
こんな感じです。

12021301.JPG

小さいので持ち歩きに適しています。
ただ、私のように大きいバッグを持ち歩く人の場合
ときおり、バッグの中で行方不明になるので
置き場所なり入れ場所なりを決めておくと
よいでしょう。

ノートや手帳はできるだけ大きいほうがいい
というのは基本のようなのですが
(私は学校で習った気がします)
(大きければ当然ですがたくさん書けるし、
 発想が広がるから、だったかな?)
小さいノートや手帳を埋めていくよろこび
というのもあるので
まぁ好き好きですよね。

能率手帳の普及版・赤を使うのは
これで3年目になるんですけど、
クリーム色の紙も構成も
すっかり慣れてしまいました。

最初に使い始めたときは
ほぼ日を卒業するタイミングで、
まぁ、一番売れている手帳なんだし
一番古くからある手帳なんだから
とりあえず使ってみようという気持ちでした。

見た目オシャレとは言いがたいですけど実用的。
安いしなぁ。

文具選びは実用性とオシャレさのせめぎあいです。
posted by ささきぃ at 23:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

「継続」の先へ

スポナビブログアップしましたー。
「ママさんファイター・NORIKOのボクシングライセンス」
です。
コチラです。

「殴る女たち」の中で
NORIKO選手の章には「継続」という
タイトルをつけさせていただいたのですが
まさに、その「継続」が
ひとつの形で認められたということなのかな
と思いました。

しんどいですよ続けることは。
でも続けるから力になるのであって。

自分で書いていて耳が痛いです。

続けてきた日々をじっくりと見れば
ささいな意地と葛藤の
繰り返しなのではないかと想像します。
その結果、そこから生まれて花開くもの
実を付けるものがある。

実を付けずに終わってしまうこともあるし
うまくいかないことだってあるから
見届けたときにとても嬉しいのです。
posted by ささきぃ at 23:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月09日

日持ちするいい話

仕事がつまっていて
そしてもうひとつのブログのほうで
書きたいことがあって
煮詰まっています。ぐつぐつ。

こんなときにはさらりと書ける話 
だけどツイッターでも書いたお気に入りの話を

以前「愛は勝つ」でブレイクされたKANさんが
アルバム「ゆっくり風呂につかりたい。」を
出された後くらいにエッセイ本を出していらした
ことがありました。

そこの中に
東京から北海道へ向かう飛行機の機内のことが
書かれていました。

飛行機の中で眠ろうとしていたKANさんでしたが
機内アナウンスの女性が
「着陸」と「札幌」がまじって
「ちゃっぽろ」と言っていたのが気になって
結局眠れなかった、という話がありました。

よく雪まつりの時期にこの話を思い出して
そのたびにその響きがゆるくツボに入ってしまい
結果ずっと忘れられずにいます。

私が高校生くらいのときに読んだ本なので
だいぶ日持ちしているいい話です。

KANさんの「千歳」はすごく悲しい曲なのですが
その曲聞いてもこの話が浮かんできて困る。
かなしさだけに没頭したくても喜怒哀楽あっての人間。

雪まつり一度ちゃんと観に行きたいです。
posted by ささきぃ at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする