紅葉シーズンなのでえらく混んでいましたが、
まぁ混むわけもわかります。きれいでした。
日光東照宮と、杜寺をいくつか見て回って、
石段の多さに想像以上のダメージをうけた状態で
立ち寄り湯に行ってみたところ、えらい距離を歩くはめに。
力尽きて、ライトアップを見る体力もなく帰ってきました。
東照宮は、狂ったクリエーターの産物でした。
メアリー・ブレア展を見たときも、そうでしたが、
クリエーターの暴走と狂気を見たときに感じる
恐くなる気持ちと同時に、みょうに元気づけられる感がありました。
(メアリー・ブレア展についてはまたそのうち必ず)
名も無き作り手の本気がたしかに、こもっている場所でした。
家光が尊敬する祖父・家康の偉功を伝えるために絢爛豪華にした東照宮。
しかし当の本人である、家光が眠る大猷院(たいゆういん)のほうが、
明らかにセンスがいいのに驚きました。
時代のせいもあるのでしょうが、もう全然違う。
世界遺産ということもあり、外国人の方もたくさんいらっしゃいました。
たぶん、国や文化の違いを超えて、
なんらかの気は伝わったと思います。
また行きたい場所になりました。