2010年03月19日

私的ツイッター論その2〜飲み会の利点とツイッターの利点

昨日に続いて、ツイッターの話です。

「ツイッターは飲み会に近い」というのが昨日書いた私論ですが、
それをふまえた上で、なにが面白いのかをもう少し。
全部私の個人的な意見になりますが、それをふまえて読んでください。

実を言えば私はそんなに飲み会好きではないです。
あまり行かない方です。

最近になるまで「飲み会」という場の楽しみ方がよくわからない、と
ずっと感じていました。
気心の知れた人たちとの、少人数の飲み会は別ですよ。
そうじゃなくて大勢の飲み会。

話したい人がいれば行くけど、大勢のいる場で話したって、
話せるもんじゃないし、人がいる中で話すのって、割って入って
来る人もいて、結局話したいことも話せずに
面倒くさいことになることも多いし、
大勢いる席で自分たちだけ話すのってそもそもマナー違反にも感じるし。
聞かれたくないことを聞かれることも多いし。
人との出会いを楽しむとかいったって、別にそんなに
楽しむほど出会いたいわけじゃないでございますよ、
こちとら人みしりなんですよと。
あと帰る時間も難しかったりするし。
切り上げができずにだらだら話していたりするの苦手ですよ。

さんざん書きましたが、最近は
「そもそも飲み会に大きな期待をするのが間違っている」
という大前提が理解できたので、逆にだいぶ楽しめるようになりました。
たかだが飲み会にそんなに多くのことを求めるのが間違っていた。

要は参加するときに「送別会をする」とか「元気づける会をする」とか
「店の料理と酒を楽しむ」とか「とにかく喰う」とか
参加する一員として何を求めて行くかをイメージしてから行くと
それがクリアできればオッケーだし、それに付随するものはプラスアルファの
楽しみになるので、それでいいと思うようになってきました。

ツイッターをはじめて最初の頃は、読み切れないということに
本気で悩みました。
時間がいくらあっても足りないのです。

しかし、もうそれは仕方ないのだと諦めることで、
だいぶ楽になりました。
それも含めて人の縁でありタイミングだと、
その考えを受け入れることにした。

あと、個人的に自分がきつかったのが、
不意打ちで誰かの重い言葉が出てくることです。
そんなものは聞ききれませんよと。
実際にタイムライン上で見落とすこともありますし、
きりがないのです。
これも、申し訳ないんですが、受け止められるときは受ける、
そうでないときは受けない、と
割り切ることにしてしまいました。
これも、そこまで互いに期待しあうのもおかしい、と。
気になる時や友達はさかのぼって読んだりしますが、
それができないのも含めて人との関わりだと。

これは、フォローしている・されている という関係を
軽く考えること、諦めることで、
私が救われた例です。

逆に、自分のほうも、自分が発した言葉を
全部読んでもらえているという期待はしない、反応がなくても
きにしないと思うようになりました。

そういうときに自分が考える基準が「飲み会」でした。

飲み会で出てきた言葉を全部拾おうとするかと。
飲み会で言った発言を全部聞いて貰えると思うかと。
それはむしろマナー違反ではないのですかと。

飲み会でよく出てくる、よい言葉のひとつが
「◎◎さんとお話ししてみたかったんですよ」という言葉だと思うのですが、
これも、全員と話をするということを諦めることによって、
つかめることだと思いますし、
飲み会という「場」があるから、そういう出会いも生まれる。

全員と深く話すことは諦めるけど、その「場」には居るし、
受け入れる体勢もある。
少なくともそこにいるということで、傾ける耳はある。

ゆるいコミュニケーションの仕方だなと思うのですが、
そのくらいゆるくても、全然十分だなと知ったのでした。

逆に、そういう場だからこそ、少ない言葉数でコミュニケーションできる
こともある。
ツイッターをやってから、私はむしろ普段、
もっとこうして軽い会話をすべきなのだと思ったくらいですし、
それをやりたい人もたくさんいたのだと知りました。

大きく飲み会と違う点は、自分の好きなときに参加できることです。
時間と場所と料金のことを気にしなくていい飲み会。
メンツは一応知っている人か、知り合いの知り合い、
もしくは自分を見て声をかけてきてくれた人(=フォローしてくれた人)、
自分の好きな有名人や漫画家や著名人。
みんないつもいつもいるわけじゃないけど、いることもある。
それぞれが好きなことを言ったり会話したり言葉遊びしたりしている。

それはヤバイ。それは長居する。

ところで昨日、ブログをアップした後に
ツイッターで更新のお知らせをしたら、たくさんご意見を
いただきました。こういう、すぐに反応が来るっていうのも、
ツイッターのすごくありがたいところです。

飲み会がそうであるように、ツイッターって、
人が話を持ち寄る報告の場でもあるんですよね。

適当につづきます。
posted by ささきぃ at 00:34| 考えたいテーマ&連載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月18日

私的ツイッター論その1

ツイッターを始めて,気が付けば約半年がたちました。
あちこちのメディアで特集されてますが、
私個人が感じているツイッターの面白さについて
書いてみようと思います。

ごくごく基本的なツイッターの知識は
ある方前提に書きますので、
フォローとかフォロワーとかの単語もわからない方で
知りたいという方は、私のブログよりも
まずそういったことを教えてくれるサイトなり本なりを
読んでみることをおすすめします。


1)見るたびなにか変わっている

仕事でパソコンに向かっていて、休憩時に
人のブログとかニュースサイトを見るのですが、
まぁそうそう変化のあるものではありません。

ですが、ツイッターは有る程度の人数をフォローしていれば、
ちょっと時間が経つと、すぐに変化があるのですね。
当たり前だけどこれが面白さとして大きいです。
だから日に何度か見てみてしまう。
ツイッターの作りからいって当たり前なんですが、
何度も見る理由はこれです。


2)一覧性にすぐれていて情報量が多い

内容量の少ないブログとか、やたら改行の多いブログを
スクロールしてようやく全部見てみたところ
要は大きいケーキの写真と
それに対する驚きの言葉と、絵文字だけだったというような
ことがたまにあります。

これに対して、ツイッターの140文字という制限と
それを利用してのいろんな人の意見がバーッと並んでいる様を見ると
非常にぜいたくだなと思います。


この2つの長所をふまえた上で
「ツイッターは飲み会の面白さに近い」
というのが、私の感想です。

べつにみんなお酒に酔って書いてるわけじゃないから
語弊あるかもしれませんが、
いろんな人の意見やなんとなく思ったこととかが
ばーっと並んでいて、その不用意さ含めて、
飲み会感を感じたのです。

いろんな人が、それぞれに思うことを書いていて、
それに同調する人や、参考になる意見を引っ張ってきてくれる人がいる。

つまらない意見を言う人もいます。
場の空気を乱すように連続して自分ばっかり喋る人もいる。
でもまぁ聞き流していればいいというのも現実の飲み会と同じです。
つまんなきゃ他のサイト見てまたしばらくしてみると
また空気が変わっていたりもする。
この人の意見あまり見ていたくないなと思う人がいたら
リムーブすれば、その人は
自分の飲み会会場(=タイムライン上)からいなくなる。

面白い意見を言う人がいたら同調して面白いと発言してもいいし、
ただ興味深く見ていてもいい。
また自分が面白いことを言えば、それに反応してくれる人もいる。

たとえ自分なりに抜群だと思うことを書いたとしても、
場の空気(=タイムラインの流れ)によっては
まるきりウケなくてスルーされることもある。

すごく広い飲み会の会場にいるようだ、
と思ったのでした。


つづく。

とりいそぎ

「ツイッターを始めるのは面倒くさそうで
 やる気ないけど、ライター佐々木亜希が
 どんなこと書いてるのかは見てみたい」

という奇特で優しい方、いらっしゃいましたら
PCからでしたら右のサイドバーに流れているのを
ご覧になるか、もしくは
http://twilog.org/sasakey をブックマークしていただけますと
見やすくかつブログと同じイメージでお読みいただけると
思います。よろしくお願いします。

文頭に@がついているのは,その相手への
よびかけだったり会話だったりしています。
posted by ささきぃ at 01:01| 考えたいテーマ&連載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月17日

親指シフトを始めてみる

テープ起こしと原稿と速報が続き、真面目に右手がやばくなったので、
真剣に親指シフト打ちの導入を考えました。
ツイッターでふとそんなグチをもらしたところ、
すでに親指シフトを導入されている方からメッセージをもらって、
Macでもできそうなので、キツイ波が終わったら早速トライ
しようと決定。

で、確定申告も終わったので導入しました。

切り替えながら今、まさに打っているところです。
まぁ今のペースだとリハビリペースというか
雨だれペースでしか打てないので、
なんか脳トレ気分です。
それが今は逆に面白いので、気分転換の意味コミで
ちょくちょくやっていこうと思います。

というか、もっとちょくちょくやっていくべきなのは
親指シフトよりブログですよね。

はやく「ブログは全部親指シフトで打ってます」くらいの
ことが言えるようになりたいものです。

↑このワンフレーズ打つのに今は5分かかりました。
でも打っていて感動しますね、なんか。
指への負担が全然違う。
ありがたい。
真面目に、右手が痛いからって文章書くの控えたりするんでね。
打ち方切り替えられるだけもぜんぜん助かる。
ありがたい。すすめてくださった方たちと、
ソフトや対応策を開発して世に流してくださる方たちに感謝です。

とはいえ打つのに時間かかるね今はまだ、やはり。
posted by ささきぃ at 00:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする