2010年07月21日

岡田斗司夫ノート術講義へ行ってきました〜ノート術とは(その1)

文藝春秋社で行われた、岡田斗司夫さんの
ノート術講義イベントへ行ってきました。

以前のブログで、ノート術の動画を見たことを書きましたが、
ノートにまつわる話が好きなのと、岡田さんが提案しているノート術は
かなり面白そうだと興味があったのと、両方からです。

仕事柄メモを取ることも多く、また個人的に日記を書いたりも
しているし(ブログとは別です)、ノートの取り方系の本とか
雑誌の手帳の特集とかが大好きなので、多分、前提として
こういう話には入りやすいタイプ だとは思います。

岡田斗司夫さんのノート術=オカダノート術については、
テキストでまとめられた文献はいまのところないようです。

(「岡田斗司夫 ノート術」などで検索すると、
 動画の内容をまとめたブログなどが出てきますので、
 参考になると思います。ただ個人の方のブログなので
 リンクを張ることはしません)

講義の話や動画で話されたことからさらに加筆して
文春から本が出るようです。

なので今のところの資料は動画のみで コチラ

講義の話と動画で見た話と、ごっちゃになりつつ私的にまとめてみます。

「なんのために書くか?」
・頭で悩んでいることを、ノートに書くことで客観性が持てる
・自分の脳のバックアップをつくる
・ノート術を用いることで、ラクになれる
・さらにその段階が進むと、頭が良くなる
・さらに進んでいくと、面白くなる

岡田さん自身は、まず手帳に起きたことを書くことからスタートし、
しだいに自分の悩みを(「なぜ本が売れないのか」とか)書き出して
それをノートの上で考えるという行為をしてきたそうです。

講義では実際にノートも見せてもらえました。
内容もそうですが、人が試行錯誤してきた軌跡を見せてもらうというのは
おもしろく、贅沢ですね。

上に書いた「なんのために書くか?」をもう少し掘り下げていくと、

ラクになる→人にとって地獄といえるくらいつらいのは、
悩んでいる状態で、同じことをずっと考え続けること。

そうならないために、まずは問題をノートに書き出してみる。
たとえば「ぼくの本が売れない」と書いてみる。
重いテーマです。

それに対して「なぜ?」という問いを3回、掘り下げてみる。
さらに「どうして?」という問いも、3回、上に積み上げてみる。

たとえば上のテーマ、売れない理由には
「世界が悪い」「今まで売れていたのがおかしい」「本が売れない時代だから」
などと発展させてみる。

そこから「どうして?」

ここでのポイントは「論理が間違っていてもいい」。
要は、悩みを頭の中でお手玉させているのではなく、
ノートという紙の上で、ある種他人事としていじっていく。

ここまではよくあることというか、多かれ少なかれ
誰しもやったりするのですが
講義で聴けて面白かったのは、これをやる理由。

この行為の目的は
「つらい」とか「悩みがある」、「気になることがある」という
感情の状態に対して、どう割り切って付き合っていくか。
その、割り切り方=自分の中の論理 を育てていくという行為
なのだという。

つづきます。
posted by ささきぃ at 01:16| 考えたいテーマ&連載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岡田斗司夫ノート術講義へ行ってきました〜ノートで夢がかなうのか(その2)

すこし話は飛んで
よくある手帳術のパターンが
「手帳に夢を書く」というやつで、私個人は
ずっとそれを疑ってきました。

「年収5000万円」とかの大目標を書いて、それが実現するように
小目標の形にくだいて、実現できる形にしてスケジュールに入れていく
というのがその方法の主たるところなのですが
多分、ライターになった時点で私は夢を失っているというか、
いってしまえば夢の中なので、
あとは目標というか、やるべきことがあるだけであって、
書いたところでかなわないこともあるという
残念なことも知っているので、書いたところでしょうがない
と感じています。

むしろ、書くことがあるとしたらそれは企画書の下書きだったり、
アイデアのネタ出しだったり、頭にボンヤリあるアイデアを
メモっておいたりするようなことのほうが重要なので、
手帳で夢をかなえるとか言われると、自分にはいらない
手帳だなと思っていました。

講義後のQ&Aでも出た話なのですが、
岡田さん自身、学生を指導する立場にあって
そういう学生に夢を書かせたら、アニメーターになりたいとか
歌手になりたいとかいう、難易度の高い夢がたくさん出てくるんですが、
学生が200人いたらその中から本当にその夢を叶えられるのは
数人出るか出ないかという状態、という様を見ているので、
「難易度の高い目標を持っている場合はあてはまらない」
という結論を出してらっしゃった。これはとても面白かった。

それよりも「目先にある感情をどう整理するかのほうが大事」。

私の例で言えば、私はなりたかった仕事についているわけだから、
さくさくと仕事をしていればいいわけですね。
それこそが夢実現への第一歩なわけですね。

ただ実際の私は、こういう状況でこういうことを考える自分は
おかしいのだろうかとか、あの人はいったいどういうつもりで
こういうメールをよこしたのだろうかとかの
そういう、どうしようもない感情にとらわれて動けなくなったり、
もしくは、何か企画を考えなきゃと思って
ボーッとウィキペディアやスポーツナビを見ていたりするわけですね。

考えすぎて34年の私ですから、多少はそういう自分との
やりくりの仕方は身につけています。
オカダノート術の説明を聞いていて、
あぁ、そういうやりくりの方法のひとつを教えているのだな、
と思いました。

そしてもうひとつオカダノート術のポイントが
「頭を工場じゃなくて、農地として考える」。
そのほうが悩んだりしたときにずっとラクになる。

浮かんでくるどうしようもない感情や
起きた事実を書きだしてみる。
それをノートの上で「なぜ?」や「どうして?」を繰り返して
耕したり栽培したりしてみる。
それを繰り返した結果が、ゆたかな土壌を作る。

ノート術としては、この段階に至るまでの前段階が
技術としてあるのですが、このあたりは動画の(05)あたりを
見たりしてください。(動画はココから)

つづきます。
posted by ささきぃ at 01:15| 考えたいテーマ&連載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岡田斗司夫ノート術講義へ行ってきました〜歩き方を気にして歩けなくなるような(その3)

私のようなというのも何ですが
私のような文房具が好きなタイプ、
ノート自体を愛している人には
もしかしたら、かなり抵抗あるかなという気持ちがわきました。

というのも
ノート術で提唱されている形式が

「ノートを見開きで使う」
・右側にあったこと、考えたことなどなんでも書く
・なぜ?やどうして?もこちらに書く
・左側はそこから連想されることや図解を書いてみる
・書けなかったら左側は書かなくてもいい

というものなんですが

講義でも出てきたポイントですが、ノートを見開きで使って、
左側は書けなかったらあけておく
という行為自体が、けっこうというか、
かなり、ノート自体が好きな人にはきついんですね。
私にはきつい。

「東大生のノートは美しい」的な、ものの考え方とは
かなり相反するだろうなと思いました。

とにかく書いてみる、見返さないというポイントからも
オカダノート術からは、ノート自体に愛を持つんじゃなくて
書いてみるという行為を重要視しているんだろうなという
感じがしたのですね。

で、それは「ラクになる」とか「頭がよくなる」とか
「面白くなる」という目的から考えたら、
決して間違いじゃない。

頭がよくなるためには、ノートをキレイに書くことよりも
それこそ、武道家が突きや蹴りの練習を幾度繰り返したかというような
「実践」こそが大事なのであって、
書いたノートに愛を持つのはむしろマイナスだったりもする。

このへんは、私が気をつけようと思いました。

しかし
ノート術と同じ、岡田さんが提唱した
レコーディングダイエットの本、
「いつまでもデブと思うなよ」で気になった点が
いわゆる食べ物を捨てるというポイントだったりもする私です。

確かに、いらないものを食べて太るよりは
割り切って捨てたほうがいいのです。
しかし、それに対して「えっ」と思うのもまた本当です。

岡田さんのものの考え方というか、提唱方法には、
こういう身も蓋もない点が出てくるなと感じます。

しかし、私はじゃあ何を望んでいるかというと、
ノート術によって感情を処理したりしてラクになることだけでなく、
その方法というか、残るノートがいつ見返しても嬉しいような
美しいノートだったり、
ごはんを捨てるんじゃなくて、なんかエレガントな美しい方法で
デブを脱却して痩せることだったりするのですね。

そういう、それこそ夢みたいなこと言って動けなくなるんじゃなくて、
いわば虚を捨てて実を取るというか、
方法の部分を提唱しているのが、岡田さんのやり方なんだろうと感じました。

ノート術じたいも面白い方法なのですが、
こうして考えてみて、方法にがんじがらめになって動けなくなったり、
それこそ歩き出さずにいたりする自分に気づいたのが
大事な収穫かなと思います。

ノート術の本が出ることを楽しみに待ちたいです。

オタキングex ひとり夜話「ノート術」
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2010年07月12日

文房具の話:リーガルパット

文房具好きの人のブログで見つけたのがリーガルパットです。
どんなもんか使ってみたいな、と思いつつ
売っているのは5冊パックとかで、
そんなに買って使い切れなかったらイヤだな と躊躇していたら
オークションで、大きいサイズと小さいサイズを
1冊ずつ出品している人を発見。
ありがたく落札させていただきました。

10071201.jpg

使ってみたところ、
大事なメモとかは、ノートにまとめているので
そもそもここに書き出すことがそんなに多くない。

to doくらいでしょうか。

原稿の流れとかを書き出すこともあるけど、
それでもA4はちょっと私には大きいかな。
あと、大事なことはそれこそノートにまとめているので
バラバラになる紙に書くことはそんなにないことにも
気づきました。

でも電話で打ち合わせしている時なんかには、小さいサイズがちょうどいい。
ガシャガシャ書いておける。
ロディアだとちょっと物足りないときにありがたい。

なので小さいほうは使いようがあるのだけど
大きいサイズをどうしよう。

我慢して使う手もあるけど

こうして

10071202.jpg

強引に小さいサイズ2つを作成。

10071203.jpg

そして小さいサイズを

10071204.jpg

このようにマウスパットにしています。

ゲル入りのマウスパットを使っていたところ
手首のところが汗をかいてかぶれちゃったので、
そこから間に合わせで使い出したのですが、
想像以上に使い心地がよいので、そのまま使っています。

あわててメモを取ったりするのに便利。
惜しげなく使えるしね。

あとリーガルパットの黄色は
机の上で目立つのでこれもまた便利です。

文房具は大好きなので
こういう話は書いていて異様に楽しいです。

リーガルパットの商品一覧はコチラです。
posted by ささきぃ at 01:17| 文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月02日

宣伝します(1006ver.01)

fl19fj.jpg絶賛発売中の『Fight&Life』vol.19で
渡辺久江選手のインタビューを
やらせていただいています!
よろしく御願い致します!!

突然の引退と復帰。
聞きたいことはたくさんありました。

大人になったんですよ、と本人も言っていましたが
たしかにそうなんだろうな
と思いました。

本になってからもう一度会う機会があって
目の前で読まれて緊張したのですが
「読んだら、お母さん泣いちゃいますよ、絶対」
と言ってくれて
べつにお母さんのために書くわけではないけれど
嬉しかったです。

表紙にも目立つように文字を入れてくださっているので
お母さんも探しやすいのではないかな
と思います。見つけてくれるかしら。

渡辺選手と話しているとよく
「つながりますね」
という言葉が出てきます。

この人と戦う→勝つ or 負ける→結果、この人との対戦の可能性が浮上
みたいな状況をさして言います。

格闘家としてのストーリーが切れてしまうことを
すごく嫌う方なので、おそらくそのせいです。
ただ勝つんじゃなく、勝ったなら次どうするか
負けたなら、余計に次どうするか。
自分だけでなく、他の選手のストーリーも盛り上がって欲しい
結果、総合的に女子格闘技が盛り上がって欲しい
そういう意志を感じます。

彼女のストーリーは波瀾万丈で
また、ここからが面白いのだと思います。

彼女のストーリーを楽しむための副読本のような
気持ちで書きました。

よろしく御願い致します。
posted by ささきぃ at 09:53| 宣伝します | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする