2012年10月27日

あなたもモテるオタクになれる〜『モタク』の感想その2 〜出逢いと経済編

昨日のつづき。

ちょこっと企画に関わらせて頂いた書籍
アルテイシアさんの「モタク」の感想です。

関わりについてはコチラ

さて、中身に登場する、本の元となった連載コラムの担当
マスオさん(※マスクマンに憧れているゆえ、マスオさんらしい)は
わたしも知っている人です。

というか、マスオさんへ最初に
アルテイシアさんの本を貸したのが私でした。

仕事で知り合った方なのですが
オタクではあっても、話していて心地よい人でした。

当時、一読者として私がアルテイシアさんの本のファンで、
この人なんとなくこの本読んだほうがいいんじゃないかな
という私の読書ソムリエな部分が彼に
『59番目のプロポーズ』をオススメしたのです。

本をきっかけに衝撃を受けて、発売されてた
アルさんの本を全部買って読み込んで
自分で動いて、自分の担当する携帯サイトで
コラムをスタートさせてしまったのだから
まぁ行動力のある方だなぁと感心しておりました。

そういう「動ける」人、自分でいいと思ったものごとに
対して素直に行動できる人なのに
恋愛に対しては「動かない」人なんだ、というのが
本を読んで素直に私が驚いたことです。

(わたしも動かないタイプなので
 あまり人のことは言えないのですが)

まぁ、今にして思えば
マスオさんとの会話の中身は8割が骨法とデスマッチの話でしたけど、
それはまぁ、私が相手だからだろうと思ってましたし
正直、見た目もシュッとしている人でしたので
べつにアドバイス受けなくても彼女くらい全然できる人だろうと
感じていたからです。

とはいえ理想の出逢い方について聞かれて

「そうだなぁ、居酒屋で格闘技の話をしてたら、素敵な女性が近づいてきて
 『アントーニオ本多、私も好きなんです』みたいな」

と答えるあたりは、まぁいくぶん話を分かりやすく
していたとしても、おいおいと突っ込まざるをえない。
いや、その趣味を持っている女性は、多分いい人ですけど!
捕まえたほうがいい人ですけど!

本の中では「女が空から振ってくると思ってませんか?」と
ピシャリとアルさんから怒られていました。
マスオさんが希望する理想の出逢いは
空から女の子が振ってくるよりは高いにしても
残念ながらかなり実現する確率が低い。

女性の言う「出逢いがない」は、
荒れ地をユンボで耕して、ツルハシを肩にかつぎながら言うような
非常に現場感がある「出逢いがない」なのですが
男性の、とくに不器用な男性の言う「出逢いがない」は
そこまで現場感がないというか、
どっか、マスオさんのことを笑えないレベルだったり
する気がしました。

でも、マスオさんの存在が、ちょこちょこと文章中に
プロレスや格闘技ネタをはさんでいてくれて、
そういう面でも読んでいて楽しかったですし
彼がアルテイシアさんの愛のムチで気づきを得ていく様は
恐縮と同時に興味深い様でした。

第3章では、経済編として
年収と結婚というシビアな問題にも触れていらっしゃいます。
大事な話なんですよね、ここは。
と同時に、よく働く30代女子に対する
ステレオタイプな誤解を丁寧に解いてくださっていて
救われるような気持ちになりました。
働く女子がみんな米倉涼子みたいなわけではないですよ。

現場感、でいえばこれほど「現場」で役立つ知識もない
セックス編も非常に丁寧に指導してくださっています。
『女医が教える本当に気持ちいいセックス』の著者であり
アルテイシアさんの親友であられる、宋美玄さんとの
対談も収録されています。

前にも書きましたけど、別に無理に恋愛や結婚をする必要は
ないと思います。
ただ、手段をよく知らないからといって
自分の可能性を狭めることもない。

まだ諦めたくないという気持ちがもしあるのなら
そういう人に読んで欲しい本です。



「モタク 〜モテるオタクになる恋愛ガイド」
(アマゾンへのリンクです)

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ざくっと感想を書こうと思っていたのが、長くなりました。
あらためてオススメな本です。
女性相手の仕事をしている人にも
役に立つんじゃないかと思います。
女性の部下の扱い方がわかんない、とか、
あるいは、男性の部下の行動の意味が読めない女性にも。
読みでがある本ですよ。

アルテイシアさんは本を出された後
ニコ動で「アルテイシアの相談室」をスタートされてます。
爆人気らしいので、そちらですでに
ご存じのかたも多いかもです。

「アルテイシアの相談室」【無料ブログ】

近々新刊も出されるみたいです。
そちらもたのしみ。
posted by ささきぃ at 23:29| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月26日

あなたもモテるオタクになれる〜『モタク』の感想その1 会話編

いずれ読んだら感想を書きますと言っていてはや半年。
すみませんすみませんすみません。

アルテイシアさん著『モタク』は
シャイで奥手なオタク男性への
非常に分かりやすい恋愛指南書です。

本とアルさんとの私の関わりというか、
経緯については以前書いたので
コチラを読んでみてください。

さて本を。



「モタク 〜モテるオタクになる恋愛ガイド」
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表紙がかわいい。

中身は初対面からデートの誘い方、
告白の仕方からキスからセックスまで
すごく丁寧に書かれているのですが、
私が感心したのは最初の部分でした。

女性との会話の方法がここまで丁寧に書かれている本は
いままでなかったのではないかと思います。
しかもオタク男性向けに。

仕事と趣味の両面で、私もオタク気味な男性と話す機会が
多くありまして、もう私は結婚もしておりますし
人の話を聞くのは好きだしそれが仕事でもあるので
全然構わないんですけど、たいがいオタク気味の男性
というのは、会話の冒頭からいきなり核心に入ってきたり
するのですね。
いいんですけど。

第一声が「やっぱ飯伏幸太だよね」とか。
わかるよ。わかるけど。
わからない人に向けて言うと飯伏幸太は
プロレスラーの名前です。「やっぱ飯伏幸太だよね」
の一言で、やっぱり今注目すべきはDDTの飯伏幸太だよね、
という共感を呼びかけているわけです。

はじめてちゃんと話す相手からの第一声として
「今なら佐々木さんは我龍真吾ですか」というのも
ありました。
もちろんですが、今も昔も私はキックボクサーの我龍真吾氏では
ありません。(…最近残念な記事がありましたね…)
佐々木さんがいま注目しているのは
我龍真吾選手ですか、という問いなんですが、
まぁ、そういう会話がごく当たり前でした。

多分、自分の趣味というか、
「そういう話」をしてもいい相手を見ると
普段あまり「そういう話」をする相手がいない
反動みたいな感じでヴァーッとほとばしって
しまうのだろうなと思うことが、よくありました。
好きなものに対する情熱の、すっごい熱い部分を
いきなり話し出すような感じ。

何度も言いますが私は別にいいですよ。
でもそれがデートの相手だったらまずいんじゃ
ないかなと思います。

好きになったり興味を持ったりする相手なら
多分、趣味とかに共通項がある相手だと
思うのですね。
そういう相手を見つけたら、
趣味のトークをほとばしらせる前に
軽いラリーをしてみたほうがいいですよね。
その結果、どこまで踏み込んでいい相手かが
わかったりしますから。

その上で踏み込み具合を試してみたりする
楽しみとかもありますし
もったいないですしね、せっかくの
相手との時間が。
一方的にほとばしらせて閉口させて気まずくなって
「結局俺の趣味なんて分かってもらえないんだ」
と勘違いするのは、もっともったいない。
もしかしたら、話し方次第、付き合いかた次第によっては
その相手も趣味を理解してくれたかもしれないのに。

たとえ恋愛関係にならなくても
いい会話ができる相手って本当に貴重ですし
恋愛関係になったあとでも
会話を楽しめる夫婦はステキです。

その軽いラリーのやり方、具体的なオススメのネタ、
好きな物についていきなり語っちゃうことが
恋愛という面でどう損なのか、なんていうアドバイスを
してくれる人もそういないので
(私は実際に逢っても、よほどじゃなければ
 面白がって聞いてしまうので、アドバイスなどしません)
すごい貴重だと思いました。

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ながくなったので、分けますね。
つづきは明日にでも。
posted by ささきぃ at 20:11| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月25日

もうすぐの途中経過

出産までもうすぐです。
体調はおかげさまで大変順調です。
実は最近まで逆子だったのですが、
間際になってぐるっと回ってくれました。
あとは「その日」を待つばかりでございます。

体調だけでなく、気持ちの面もひじょうに
落ち着いた日々を過ごしております。

なんというか、せかせかしているというか、
休むのが苦手というか、不安になるタイプなのに加えて
フリーのライター、その前は毎日更新の携帯サイト運営という
休んでいると不安になる仕事をしていたので
いまは非常に自分にとって貴重な時間になっています。

今は逆子、なおったので歩かないといけないんですけど
ちょい前は他の体調面からも動きすぎないように、
なんでも「ほどほどに」という、
これまた苦手なことをやっていました。

詰め込むことで自分を追い立てる快感ってありますよね。
それから離れてみると
ほう、こんな感じなのか、と。

子どもを持つ前に自分を振り返る時間がもてたのは
自分のところにやってきてくれた子どもをはじめとして
夫や周囲の人たちに感謝するばかりです。
おそらく、とんがっていた頃(いつだよ)と比較して
3倍くらいはゆったりした性格になっているはずの今の私。

見たいイベントとか試合とかも
もちろんあるのですが
いまは出歩いて何かあってもご迷惑をかけますので
物理的にものんびりゆったり、可動範囲の狭い日々を過ごしています。

こまかな近況としては
近々、ドコモを離れてiPhoneにする予定です。
番号は変わりませんが
携帯メールには多分さよならしちゃうはずです。
出産前後のバタバタのときに恐縮でございますが、
多分、gmailに一括してご連絡ください、というような
形式になる予定です。
もちろんその前には
あらためて個別にご連絡させていただきます。
とはいえこういう時期で先が読めないので
返信等がなかなか出来なかったりする場合があったら
ごめんなさいです。
名刺のアドレスのほか
ツイッターのDMやhotmailのアドレスもありますので
なんとか連絡ください。申し訳ないです。

HPも何気に産休仕様になりました。
(ここも一時おかしくなってたようで…すみませんでした)
とにかく元気です。

話は飛んでドラマの『大奥』、
有功と家光の話はいまのところ漫画の『大奥』の中で
いちばん好きなところなので、そういう面からも
たのしみに見ております。

正直見ようかどうしようか迷ったりもしたのですが
男の家光の役が、先日のゴッドタンのキス我慢で
神懸かり的にステキだった劇団ハイバイの岩井秀人氏と知って
あわてて録画予約しました。
出演場面はけして多く無かったですけど
予約してよかったです。

プロレスで言えば先日ようやく見た
4.24ゼロワンのフジタvs自演乙が非常に印象に
残りました。
4月は体調が悪く息も絶え絶えだったので
そのときには試合があったことも知らずにおりましたが
(すみません…)
最近流れた放映をうちのHDがいつのまにか録画していて
見る事ができました。

(おまかせ録画にしている我が家のHDは
 不思議な判断基準で私が好きそうな番組を録画しています)
(基準がいまいち分からない)

あれをいい試合だったと言っては趣味が悪いかもしれませんが
ハヤト選手の技術と聡明さが際だってました。
ホントにすごかった。そして残酷だった。
わたしはやっぱり本気の波の中でその人が見える瞬間が大好きです。

プロレスなめてるとかじゃないと思うし
(多分、プロレスなめてるという言葉よりも
 探せばもっと、ぴったりくる言葉があるはず)
それはハヤト選手も理解しているだろうし
自演乙選手ももちろん頭の良い人なので、理解しているだろうと
思うのですが、それでもうまれた歪みというか、
あえてハヤト選手も言っているだろうきつい言葉とか、
そんなこと言われたくないでしょうけど
互いの優しさと、とがった部分との若くて苦いぶつかりあいでした。

私がそう思っていても
なにも書かなかったら、ただの消化不良な試合として
消化されていったりする。

そういうときに見た側の責任のようなものを
感じたりします。
それは別に私だからではなく
どんな観客も手にできる見た側の重さとよろこびだと思います。
放り投げるのも自由という重さなのです。

橋本大地選手に佐々木義人選手が言った
「もっとお父さんの試合を観て勉強しろ」発言、
言われている大地選手はもちろんですけど、
あれは義人選手が言っているのがやっぱチクッとします。

書いておきたいなと思う文章や
書かなきゃと思う文章も
まだ残っていたりするので
たまたまプロレス話が続きましたがそれに限らずですが
書いておきたいです。
もちろんそれは今だけで無く
これからもずっと。

ライターとして今後どうなっていくかというのは
自分で決められることでもないので
わかりませんが、
書いていくこと、そのものは
変わらないと思います。
出産を経て私も変化したりして
このブログも何年かしたら
「アラフォー子育てママ・ササキーのHappy life(仮)」
というブログになっているかもしれませんが
私が書いていること
ということは変わらないはずです。
もし良かったらそのときも
読んでもらえたら、うれしいですし
あぁあのときのささきぃが
まだこんなふうに元気でやってたんだ、と感じてもらえたら、
さらにうれしいです。

ただ、何があったとしても
多分そのブログタイトルにはならないだろうとは
今の自分は思います。
かなり確信的に。
posted by ささきぃ at 12:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月01日

エンスーCARガイドさんのお仕事

大変いまさらになって、宣伝というかご報告ですね。

ただいま産休状態でお仕事はほぼお休みしているのですが

(「筆殺デコリ人」のめるまがだけは書き続ける予定…です)
(「デコリ人」にはプロレスファンにおなじみの
 中川画伯の素材もあるよ!)

産休直前まだ続けさせていただいていたお仕事が
エンスーCARガイドさんでのお仕事でした。

エンスーCARガイドは、車好きの方のための出版社です。
一般的な車好きさんの中でもまたジャンルというか嗜好が
あるようで、そういう意味ではさらにマニアというか。

エンスーCARの代表である宇並さんが
車だけでなく雑学にも詳しく、『紙プロ』のこともご存じで、
正直、車の知識だけでいったら私なんぞ全く
不合格もいいところなんですけど、『紙プロ』での
編集経験という経験がまさかの展開で生きることに。
執筆ではなく編集のお手伝いをさせて頂いてました。

現在発売されている本では
『スズキ・カプチーノファンブック』
『ホンダNSX開発ストーリー』
『ホンダ・ビートファンブック』
(いずれも発行はエンスーCARガイド)と
『ABCCマガジン』『NSXマガジン』
(こちらは三栄書房発行)の奥付に
こっそり佐々木亜希の名前を載せていただいてます。

12100101.JPG

車のことはいまでも決して詳しくないですけど、
これまで深く関わったことがなかったジャンルだからか、
よけいに編集の仕事というものの奥深さ、みたいなものを
感じることが多かったです。
同時に、もっとこういうふうに伝えれば良かったな、
と、これまでの仕事を振り返ってみたり。

まぁ人に言われなくても分かってるんですけど
どうしても対象に対して近視眼的になってしまうのが
書き手としての私のアレなところです。
本を出させて頂いてからは、いくぶん
遠近両用的にできるようになったかなと思っても
いたんですけど、まだまだです。

エンスーCARではインデザインなども少しいじらせて頂きました。
DVDも出している出版社なので
動画編集のごくごく初歩作業をしたり。
格闘技やプロレスの本を出すのは大変ですけど
自分で作ってしまうというのも出来ることなんだな
と思ったりもしました。
ずっと同じジャンルの中にいたので
離れて、外から見てみたり
「車業界ではこうだけど、格闘技ではどう?」と
訊ねられたりして、自分なりにそれを話したりするのは
なかなか貴重な経験になりました。

そして全然まだまだ編集者は必要ですね。
ネットで長文がいくらでも流れるようになって、
取材→発表のタイムラグがどんどん短くなって、
よけいにそのことを感じます。

ただ、書き手にはお金を発生させやすいけど
編集という作業は、どんなに大切でも
お金を発生させづらい面があるものなので
だから会社勤めの人が多いのだろうし
ネットなんかだと、当面は編集というのは
媒体側の良心やサービス精神にしか頼れないのが
現状でもありますね。

とはいえ編集者じゃなくてもそういう客観性は持っていたい。
持てる自分でありたい、と、
以上、ついでのように自分語りです。
そんなことを言いつつ産休中だけど。

産後もお手伝いをさせて頂くことになる予定 です。

私のことを知って下さっている方の中で
車好きさんがどのくらいいらっしゃるのか
わかりませんが、ひっかかるものがあったら
ぜひ手にとってみてくださいませ。

エンスーCARガイド HP
posted by ささきぃ at 15:38| 宣伝します | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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