なんとか私も息子も無事です。
前回「無事です」と書いたのは、少し小さく産まれたため
息子の入院が長引きそうだったからでした。
現在は体重も増えて、1ヶ月検診で問題なし、の
診断をいただくことができて、心からほっとしています。
お宮参りも終えました。
大変だ大変だと聞いていた産後の生活ですが
・・・大変でした。
いやいまも大変は大変なのですが
退院後の産後3週間くらいのときが
いちばんきつかったです。
なんだかんだで自分は根性があるほうだし
細切れに寝て仕事、とかは普通のOLさんとかよりも
慣れているから、なんとかなるんじゃないかな
と自認していたのですが、
なかったですね、根性。
自分なりに分析してみたところ
・弟や妹がいない
・ペットを飼ったことがない
という、生き物を育てることに慣れてないのにくわえて
・運動部に属したことがない
・受験勉強をしたことがない
・新入社員の経験がほぼない
という、「理不尽な状況」に体力的、精神的に耐えることを
人生で経験したことがない ということにも
思い当たりました。
仕事を一生懸命にしたというのが
ほぼ唯一の追い込まれる経験。
あぁ私は精神的に弱い人間で
そういう人間が誰であっても大変な
産後一ヶ月を過ごしているのだ
と考えることで、自分を内側から追い込まずに
すみました。
そして、もちろん寝られないのもきついのですが
産後のきつさは大変複雑な要素がまじっているのだな
と思いました。
いちおう病院でひととおりのやり方は習うけど
自分でもこれでいいのかどうかわからないこと、を
やらなくてはいけないこと、がきついし、怖かったです。
わたくし、頭が固いというか、納得しないと動けない
というタイプなので、自分が確信できないことを
やるのがそもそもきついわけです。
価格.comを頼りに買い物をする人間は
何をするのもおっかなびっくりです。
だが、あかごは泣く。
泣いているのであれこれ試す。
おむつとか腹が減ったとかの理由がはっきりしていることも
ありますが、かなり多くの割合で
何が原因だったのかいまいちよくわからないまま泣き止む。
昨日は抱き上げると泣き止んだけど今日はさらに泣く。
(数時間おきに)繰り返し。
繰り返しているうちに、いつのまにか一ヶ月が過ぎました。
過ぎていく中で、自分の側に「これくらいなら大丈夫」という
あいまいながらもデータが蓄積されていく。
しかし
書いてみれば書いてみるほど私は育児に向いてないように思います。
お母さんというのはもっとおおらかで(頭が固い)
頭で考えすぎずに(いつも考えている)
赤ちゃんの様子を見ながら臨機応変に(パニクる)
いつも笑顔で(できてない)
上手に周囲に頼って(頼るのが苦手)
・・・むいていないなと思いますが
でもまぁ、そういう人間だからこそ
得られるものも、多いかもしれない。
しんどいけど。
腕を中心に筋肉痛でもありますが
これもまぁ、得られるもののひとつ(腕の筋肉)が
育っていく課程の痛みなのでしょう。
なかなかブログを書ける環境ではありませんが
ときどきは更新できればと思います。