2014年06月25日

カップ焼きそばを食べるコウノトリ

「コウノドリ」が早くも5巻出てました。

有名な漫画なので書くのも今更ですけど、
モーニングで連載されている産科医の漫画です。

3巻が出たときにまとめ買いして、
まとめて一気読みして、
こんなことをツイートしました。

「コウノドリ」1〜3巻読む。息子よ、今日はいくら夜泣きしてくれてもいいよ。きみも産まれてからしばらく小児科に入院していた子だけれど、無事に産まれてきてくれてありがとう。(1月7日)

息子は2500gにあと少し足りず生まれてきて、
母体の破水が早かったりしたこともあって、しばらく
小児科に入院していました。

妊娠出産はべつに病気ではありませんが
無事に産まれてくる、無事に育つということは
当たり前のことではない、と
これを読むと、あらためて思います。

そして、無事に産まれるはずだった命が
無事じゃなくなることもありうる
ということも。

4巻の帯に書かれた、伊坂幸太郎さんの
推薦文がよかったです。

「いくらでもあざといパターンに落とし込めるところを、
 ちょうどいいところで止めてくれるんですよ。」

そうそう。そのとおり。

泣くような題材なので、
いくらでも泣かせることができるはずなのに、
非常にうまいところで止めてくれているんですよ。
絶妙に泣かせないというか、
泣きに没頭させない。
現実も同じだなと思います。
まぁ、それでも泣き入るんですけど。

うまいこと止めてくれているので、逆に
「産科医の仕事」「仕事としての医師」
みたいな面も、物語として伝わってくる。
アイスとカップ焼きそばが出てくる場面が好きです。

いかにもドラマになりそうな漫画なのですが、
もう実は決まっているのかもしれませんが、
ドラマだと、この「うまいところで止めてる」感は
非常に伝えづらいのではないかと思います。
漫画だからこそなのかもしれません。



最新刊は小児科医さん、双子ちゃんの話、
あと理由は分からないけど出産が増える満月の話が
印象的でした。

息子は、産まれてすぐ、小児科の集中治療室?に
入っていました。
赤ちゃん用おむつ、新生児用でも大きくてぶかぶかで、
その下のマイクロというサイズでも少し大きくて、
それでも、めちゃくちゃかわいかったです。

今の息子は朝6時に起きて、パンをよこせと騒いでいます。
posted by ささきぃ at 15:15| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする