2009年12月16日

勝間和代さん新刊「結局、女はキレイが勝ち」に思うこと

勝間さんの新刊が「結局、女はキレイが勝ち」というタイトルで。
まだ中身は読んでないんですが、
タイトルを知ったときの感想を。

本のことはツイッターで知ったんですけど、
そこで私が書いたのは

☆ついったで勝間和代の新刊タイトルが「結局、女はキレイが勝ち」だと知って仰天。くっだらねぇぇえぇえええええええ!!

☆本の紹介文が「タイトルはずばり『結局、女はキレイが勝ち。』、勝間氏のキャリアを通して得られた結論だ。」だそうだ。それ、単なるキャリア系女子の敗北宣言じゃん! でも、この本は売れるんだろうな・・・。

でした。
このへんのこと、もう少し詳しく書きます。

多分、こうして反応すること自体、
タイトルをつけた側のしてやったりでしょうけど、
なので、よけいにちゃんと書きますね。

勝間和代さんの本は、何冊か読んでます。
きらいか好きかで言えば、好きなほうです。
「戦略」って言葉が印象的な人ですけど、
戦略っていうより、
勝間さんの本質は、無駄をはぶくとか、
もったいない精神、そっちのほうがお得的価値観、
言い方変えると主婦的価値観がベースなんじゃ
ないかと思うのですね。

三毒追放(愚痴らない、ねたまない、怒らない)とか、
自転車で通勤とか、グーグル化うんぬんについても、
全部、「そうした方が得だから」という、
勝間さんのお得感追求精神から来るものだと思うんです。

で、勝間さんがキレイについての本を書くということ自体は、
「キレイでいたほうが得」
という、価値観にもとづくものなのだろうなと、
なんとなくは感じるのですね。

ご本人がブログであげている本の中のトピック
「セミロングは七難隠す」とか「不倫のリターンは最悪」
とかも、キレイがどうこうじゃなくて、
お得感精神から来るものに感じます。

読んでないうちに書くから的外れかもしれないけど
そりゃセミロングは「それなり」に見える髪型だし、
不倫なんてしたって何もいいことないから言うのは分かる。
でも、長い髪がやっぱり好きなのとか、短い髪は私らしくていいのとか、
損するって分かってても私はあの人が好きなのとか、
そういう無駄なことこそが美しいとも私は思うんですけどね。
(でも不倫はやめたほうがいいよ)

それでもそうしとけって言うのは、そうしといたほうが得だからっていう、
お得感追求の気持ちか重要事項にあるからと思うんですよね。

話がそれた。だから本の内容自体は読んでないけど
まぁ勝間和代的と言えなくもないです。

ただ、

キレイでいたほうが得なんてことは、
勝間さんに言われなくても全然みんな分かっていることです。

実力が同じか、少し上回ってるくらいだったら
断然キレイなほうが勝ちですよ。
男も女もどっちもそうだけど女のほうは断然ですよ。
でも、それが分かってるからこそ、
みんな真剣に実力つけようと思って頑張るわけでしょと。
その実力をつけるために、いかに効率よく戦略立てて生きるか、
それを考えてきたのが勝間和代でしょ、と。

いまさら、勝間和代がその一般常識に準じるような
タイトルの本を出しちゃって、どうするの?
という、疑問を感じたのでした。

勝間和代が出すなら
「美人という戦略」とか「策略美人になる方法」
とか、そっちなんじゃないの? という疑問なんです。

仕事なり、結果なりで認められてきた人が、
「結局、女はキレイが勝ち」って言っちゃったら、
しかも自分が表紙でそんなこと言っちゃって、どうするの? と。

勝間さんは、「成功を呼ぶ7つの法則」の中の
学生との対話の中で
「女である自分が仕事でキャリアつけて認められるには、
 男でも女でもなく、宇宙人になるしかなかった」
と言っていて、それは、自分にはすごくうなずける言葉だったんですよ。

私は、性別とか関係なく
仕事や他のことを通じてなにかを成し遂げようとした人なんだと思って、
そういう勝間さんの発言なり、方法なりはすごくいいなと感じてきたけど、
結局は女に戻って「キレイが勝ち」なのか、
そりゃ女だったら誰だってキレイって言われたら嬉しいけど、
そこに戻ってどうすんのかと、戻るにしても
「結局」ってすごい重い言葉だって気づいてるのか、
それが本当にキャリアを通して得られた結論なのかと。

そういうことまで考えての「くっだらねぇぇえぇえええええええ!!」です。

まぁ、実際は読んでみたら
多分、上に書いたような
「キレイでいることは人との関わりを驚くほどスムーズにする」
とか、
「キレイでいることで自分の仕事をやりやすくする。
 それは私にとって戦略でもあるのだ」
的な(※読まないで書いています)ことが書いてある本なんでしょうけど。

でもなぁ……。
がっかりは否めないですよ。だいぶがっかりですよ。

「キレイ」関係の市場は驚くほどでかいけど、
リスクもはんぱじゃないと思うんですよ。
本気でキレイを追求しようとしたら、命がけですよ。真剣に。

外見のキレイとキャリアを両立しようとして、
いままで何人の女性が精神的に参り、
バランスを壊してきたか。

そういう意味でも、やめたほうがよかったのにと思ってしまいます。

……もう、いいや。
商売としては成功なのでしょう。
なのでしょうけど、それ含めてこだわってこその戦略じゃないのさ。
数字とポリシー両方求めて貫いてこその現代じゃんよ。

買って読んだらまた別に感想を書くかもですが、
とりあえず自分は、そう思いました、という話です。


posted by ささきぃ at 19:15| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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