2010年11月18日

自尊心と自信

本を読んでいたら
「失業は自尊心と自信に大打撃を与えます」
というフレーズが出てきて、おぉっとなりました。

そうですよねぇ。

不況は本当に大変な状況で、
一番は、お金の面での苦労とか、
仕事がない不安とかが大きいけれど

仕事を失ったり、少なくなったりすることで
苦しいのは、自分がやってきたこと=仕事が
正しいのかどうか、わからなくなったり
自分と家族を食べさせているという自信が
ゆらいだりすることですよね。

仕事を失うのは、結局自己責任なのだ
という厳しい考え方が浸透していますが
実際、まじめにやっていたって仕事がなくなる時代で、
それは本当にしんどいことで。

しかし、不況だ失業だと言って
一番最初になんとかしなくちゃいけないのは
やはりお金のことであって、次の仕事を探したり
お金になることをするために、なりふりかまっちゃいられない
でしょうから、きっとそういう
仕事を失うつらさとかって、後回しにされがちな
心の痛みだったりもする。

そういうときにこそ、出来るだけ丁寧に仕事をしたり
人と関わったりしたいのですが、かといって、お互い余裕がないからと
さらにちょっと傷つけるような、乾燥したやりとりに
なったりもする。

何かしたいって思っても、結局は仕事がなきゃ
根本は解決しない話で、仕事をあげるなんて
そうそうできないし、大変なのはみんな一緒で、
それがまたきつい。

多分、そうやって少しずつ自信や自尊心を失ったり
することのきつさに耐えながら、働いている人が
いまの日本にはたくさんいるのだろう、
なんとか職があっても、自信や自尊心の痛みを
少しずつ感じたりもして不安になったりもする、なんて思うと、
泣きそうな気持ちになりました。

もちろん私とて全く人ごとではなく。
本を出してひと息ついてみたところで、
扱いづらくなったと思われているのかなぁ
と感じています。

たしかに一応本を出したのは出しましたので、
無記名の仕事とか、気軽に頼みづらくなったお気持ちは
分からないじゃないですし、実際そう言われたりもしたのですが
わたくし別に何も変わっておりませんよー。

しかし扱いやすさということもライターの大事な商品価値なので、
しょうがないのかなぁとも考えます。
本を出したことに後悔なぞないし、
新しく知ってくれる人もいるわけですし。

こういうものかといろいろ戸惑いつつ
これからどんな形で仕事していくべきか考えつつ
本を出すという自分の夢はひとつかなったのだから
(そうだったんです。実は)
(夢はあんまり多くの人に話すとかなわないんじゃないか、と
 考える、岡田あーみん派)
なにか、これまでと違うことを始めるチャンスなのかなと感じつつ、
まずは今いただいているお仕事をしっかり仕上げないといけません。
がんばりまーす。
posted by ささきぃ at 02:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする