2012年01月23日

今日の夕飯はハンバーグでした(「きのう何食べた?」の感想です)

写真を取り忘れましたが。

「きのう何食べた?」から
よくレシピのヒントをいただくのですが
ハンバーグも4巻を読んでマネしました。
たまねぎの炒めナシで作るというのは
たしか「夫すごろく」の最初のほうにも
出てきたと思いますが、
炒めナシもおいしいです。

漫画のなかでいちばんよく作ってるのが
1巻のトマトそうめんで、ふつうの食べかたを
するほうがもはや少ないかも。

ポテトサラダだけは、漫画(2巻)にあった
やり方(※熱いまま玉ねぎのボウルに入れる)より
ふつうに別皿でむくやり方のほうが
いいかなとは思いました。

料理漫画の多くは
1品に力を入れて入魂の品、というものが
多いのですが、この漫画の場合は
晩ご飯なり昼ご飯なりの「1食」を作っている
場面がたくさん出てきます。

先にこれを作っておいて次こっち、みたいな。
主菜1品、副菜がだいたい2品、汁物 といった
「献立」をちゃんと作っているところが
シロさんは(※主人公の名前です)えらいなぁと思います。

だしの素を使っていたり
手を抜くところは抜いていたりしてても
そこがまた参考になるし。

ハンバーグの例で言えば私は
つけあわせの野菜を薄味の炒め野菜にする、
なんていうのが非常に参考になりました。
千切りキャベツや
レタスとトマトじゃなくてもいいんだ、と。

料理だけでなく
巻をかさねていくごとに
主人公と恋人の関係や
親との関係が変化している様も
さりげなく表現されていて、
よしながふみさんという人は
こういうの本当にうまいなぁと思います。

最初の頃は、深い人間関係を好まず
どこかうとましく思っていたように見えるシロさんも
最新刊を見ると、いつのまにか
周囲との距離を上手に取りつつ、居心地のいい
環境を作っているように見えるのですね。

「フラワー・オブ・ライフ」を読んだときにも
思ったことですが、欠点がある人を
変化させずに、周囲となじませていくうち
なんか愛すべきキャラにしてしまう、という。

ただそれも出てくるキャラが
素直だったり、ひねくれている場合でも
愛情表現だけは上手だったり
人間関係の技術に長けていたりするから
欠点を欠点として許せるように
なってくる。

5巻に出てくるワタルくんなんか
その典型的な感じです。
2巻のヒデくんと合わせてみると
ヒデくんもきっとこういう人なのだろうな、とか
ただ距離の取り方がワタルくんほどは
絶妙じゃないんだな、とか
想像させてくれる。

(わたしはヒデくんの話だけ
 理不尽というか訳分からなさすぎて
 あまり好きじゃなかったのですが、
 ワタルくんの存在が出てきてから読み返すと
 すこし理解できるようになりました)

レシピだけじゃなく
そうした人間関係の術も実はけっこう
勉強になる漫画じゃないかなぁと思います。

おそらくこの漫画が好きな人は
そんなの言わせんな的なところで
こういう意見言うのって野暮だな
と私も思うのですが
褒め言葉は野暮でもあえて世界に放っておこう
と、最近は思うようになってきました。

手の込んだ料理だけじゃなく
ひとり飯の最高峰的な
サッポロ一番がちゃんと取り上げられているところが
とても好きです。
いつも幸せだからこそ感じる
自由なひとり飯のおいしさ。
塩味が好きです。
posted by ささきぃ at 22:35| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする