2008年02月29日

4年にいちどのおまけの日

うるう年。
2月29日は、4年にいちどしかない
おまけの一日。

朝10時半に起きる予定が10時に電話が。
この30分は、一歩間違えると殺意に変わります。
ゼロワンのリングアナでおなじみの
オッキー沖田氏からでした。

こっちは起き抜けなのに向こうは超ハイテンション。
いきなり言われたのが
「俺の念力行った!?」
なんのことやら。
今日行われる「野良犬祭り」の、トークショーの構成の
お手伝い要請でした。

なぜ当日言うかと思ったら
「だから何日か前から送ってたのに!」と言う。
ごめん、わかんなかった。
ちょうど今日はファースト・オン・ステージに行く予定が
あったので、その時話すことに。

電話を切ったあとで思う。
オッキー、それを言うなら「テレパシー」だよ……。
念力はスプーン曲げるやつだよ……。
送られてもわかんないよ……。

ファースト・オン・ステージでパンフレット封入の
お手伝いをするはずが、到着したらもう作業は終わっていたので
1分ほど座り込む。

座り込んだあとでいくつか打ち合わせ。
打ち合わせ中にフロア内に機械音が聞こえていたので
なんだろうと思ったら金庫を修理していた。

ZERO1-MAX旗揚げのときに神棚を設置し
「これからうまくいきますように」とみんなで祈るも
直後にパーンと落ちた話は有名ですが
7周年旗揚げ記念の前々日には金庫が壊れたと。

うーん。
おもしろい。

「多分、金庫自身の自己主張だと思うね。
 『俺は金庫であってファイル保管庫じゃない』っていう(中村氏・談)」

自己主張する金庫。

『野良犬祭り』は19時スタートなので
直前に着けばいいや と思っていたら
車の中で打ち合わせをする必要が生じて早めに会場へ。

打ち合わせて合間の時間で食事して
いざ映画。
会場はほぼ埋まっていました。

映画はサムライで中継されたものを2回見てるんですが、
スクリーンで見ると、別物でした。
わたしは映画あまり見ないんで、よけいにそう思ったのかもしれない。
特別感。

ナレーションを書くお手伝いをしたので、
自分の書いた言葉が、劇場で流れているという不思議な感じ。
小林聡や前田尚紀は、いつも見ている小林聡であり前田尚紀なんですが
それが、スクリーンに映されているという状況。
そんで客席には藤原先生も前田尚紀も山本真弘も
ついでに言えば金統光とかも居る。

スタッフロールに「構成 佐々木亜希」の文字が流れるのを見て
自分はいったい何をしたんだろう、と。

不思議な感覚としか今は言いようがない。
言葉がまだ、うまく見つからない。

不思議なんですけど、
嬉しかった。それは確か。
貴重な経験をさせてもらった。それも確か。

いつもと変わらない小林聡と前田尚紀は
スクリーンで見ても
その変わらなさが美しかった。

自分の戦いをスクリーンで見る という
珍しい行為は、前田尚紀という珍しい選手を
どう変えるのでしょう。

小林聡と前田尚紀、ふたりの身近にいる山本真弘は
スクリーンのふたりをどう見たのでしょう。

そして現役時代はたくさんのメディアに取り上げられ続けてきた
藤原先生は、弟子たちの
先生の偉業に比べれば小さな記録の映像を、
どう見たのでしょう。

毎日の仕事に追われていると意識が薄くなるのですが、
私やほかのマスコミさんが書いたり映像にしたりしているものは
作ったあとから事実になって、歴史になっていくのです。

裏側を見すぎて、まっとうに何かを書きづらくなったり
近づきすぎて、その本質が見えづらくなったり

小さなことにとらわれて
対象の美しさを表現するのに
力加減をするようなことは
しないようにしよう

そんなことを、考えました。

帰りにDVD付きパンフレットを買いました。
電車の中、何駅分かで深く眠りました。

4年にいちどのおまけの日は
そんなふうに過ぎていった
長い、おまけの一日でした。


posted by ささきぃ at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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